▲場長の説明に、熱心に耳を傾ける
▲西井水産で活魚を物色
大きな鯛やヒラメでも、1,000円で料理してくれる。皆さん、たくさん買い物を楽しんだ。そこで、私の夢「第四工区をサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフとしたい」と話すと、皆さん、なるほどと感心してくださった。
▲上陸前の記念撮影
▲浄水システムについて教わる
次の「フェニックス計画」の船からの見学が、この見学会のメイン。わざわざ、宮崎参与が説明においでたので、一同感激。2001年から廃棄物の受け入れを開始して、現在 65%位が埋まっている。2021年くらいに1500万立法メートルの埋め立てが終了する。陸地になった所に上陸してみたが、皆さん思わず「思ったよりきれい」。私も然りで「もっと浮遊物があり水は汚いもの」と思っていたが、きれいに管理されていた。北側の陸地となっている部分は、すでに緑地化されており、植物への散水は淡水化した海水で賄い、その電源も、ソーラーパワーと発電機。激しい社会生活の裏方で、地道に働いている役人がいる。この部署の職員は、大変である。
昼食にはバイキングを頂き、皆さんよくお召し上がりのご様子だった。▲下水処理のシステムについて学ぶ
▲バイオマスのガス貯蔵タンクを見学
最後に、東水環境センターを訪れ、バイオマスエネルギー施設を見学。人間が出す下水道から天然ガスを抽出し、自動車の燃料ガスとして活用する。この技術を開発したところ全国的に有名になって、現在は民間企業も利用している。難を言えば、パワーでガソリンに僅かに及ばぬ事ぐらいか…。もともと捨てる物から有を作り出す、優れた技術であり、神戸市東灘区の誇るべき施設である。
本日3か所の施設を拝見したが、実に生き生きとした職員の皆さんが、私達を迎えて下さった。いずれも地味な職場だが、自分達が市民生活を支えているという自負からか、輝きを感じた。
こうした、縁の下で働く方々の職場見学。機会があればぜひ、お勧めしたい。それが、暮らしを支えておられる方々の激励にもつながるのだから。