▲子供達のため尽くしておられるのが分かる
子供達の少年野球での奉仕活動で、35年間毎土曜日・日曜日・祭日の多くを捧げて下さっている稗田会長と小坂事務局長らが、朝からお出でくださり「昔は、ボランティアは自腹を切るのが当たり前だったが、今は違ってきた。保護者の方々も子供をお願いしている気持ちが違ってきた。でも、自分達は変わらず子供達の面倒を見る、子供達が大きくなって声を掛けてくれる、それが楽しみでまた、育てた子供が次の子供を育てるのを見るのが楽しみです」とおっしゃる。私はその話を聞いて、手を合わせた。控え目で物静かな立ち居振る舞いが、いぶし銀のように光っていた。
世の中、勲章狙いで活動する人がいる。勲章制度は否定しないけれど、勲章とは縁がなくても、学歴や肩書がなくても、心の美しい人がいる。私はそんな人と永く付き合いたいと願っている。こう書くと叙勲された方を批判しているように見えるが、誤解しないでいただきたい。それはそれなりに立派であるが、叙勲によらず、素晴らしい方がおられる事を知らねばならないと、特に行政は、承知すべきである。実は私も藍綬褒章を頂いた。家内が喜ぶと思った。他の議員もそう言った。だが、家内は喜ばなかった。だから、私は額に入れて飾っていないし、親書は仏壇の中に眠っている。子供達の為に頑張っているこんな素敵なお二方にお会いできて、今日は良かった。
▲綺麗な水で、良かった
今は財政難で水の制限をしている。節水はやむを得ないが、できるだけ制限しないで済むよう、意見しようと思う。しかし、あの26年前の私の主張が勝ったことを、いつも小さな誇りにしている。これからも心の注意を払って行こう。