▲道路の段差が問題に
▲やっと会議が持てる様にはなったのだが…
息つく間もなく、御影クラッセのだんじり広場について、御影の為にどのような使い方が望まれるか、土地所有者代表の住友商事と市役所の行財政局、区役所に地元の有志を交えて、会議。今後、広場使用調整会を設けて調整して行く事になった。事業者側のイベントなどに広場を使用するにあたっても調整会に計って欲しいと私は要望したが、住友商事側は報告にして欲しいと言う。「まぁ、事業者側も地元の嫌がるような事はしないだろうから、報告でもいいか」という意見が出たこともあり、今後の協議に委ねた。
この調整会制度は5年や10年といった限定でと提案されたが、地元は嫌悪感を示した。「こんな調整制度になぜ期限を付けるのか」との質問に「仮に事業者が転売をするような場合、障害となるので、できるだけそうした障害は取り除いておきたい」という意向らしい。地元が不快に思っている以上、なんとかうまく話し合えるよう、神戸市が調整してくれるものと思っているが、市の調整能力が問われる重要な問題である。要は、広場が御影にふさわしく利用されるよう、地元も事業者側も仲良く考え、調整していくべきなのだ。事業者が嫌がるような企画やイベントを持ち込まないような、地元の自覚も自ずと、必要になってくる。
それにしても、なぜこんな当たり前の事がこんなに時間がかかったのだろう。
事業者がやるイベントについて、地元が前もって知ることで、協力したり共催したりできたら理想的ではないのだろうか。オープン時「地元と一体となって活性化を図ります」と挨拶されたのに今はまだ、明日は広場で何をやるのだか、地元ですら分からない有様だ。
クラッセが順調に伸びてくれないと、私達の苦労も水泡に消える。市は、学校跡地をうまく換金できただけで終わってはならないのだ。地元の地道な努力と阪神電車の内部努力で、やっと一年半後に阪神御影駅のバリアフリー化が、エレベーター方式で実現すると発表されるようになった。残る大きな問題は、阪神御影駅南の自転車置き場と長崎屋など。今が、御影にとって大切な時。ここ一番、頑張らねば…。