▲旧館
▲新館
4日前に視察した旧神戸生糸検査所は、市が神戸市の活性化に役立てようと、国の農林省の独立法人から約22億円で買収したもの。7,202m²の敷地には昭和2年に建築された非常に重厚な旧館と、昭和7年築の大きな新館が建っている。この度買収するに当たって、市は「都心ウォーターフロントの活性化を図る為、神戸港の発展と歩みを物語る貴重な歴史的資源として活用し、デザイン都市のシンボルとなる創造と文化の拠点とする」と発表している。が、これでは何の事か分からない。委員会で「大切な地場産業の一つである『真珠』の取引場として一部を使ったらどうか」と提案した。
▲昔の生糸検査機器
▲ホールとして活用出来そうだ
今はそのメッカが香港に移っているが、6年前のSARS禍の際、香港では多くのイベントが中止された。その時に私から矢田市長へ情報が伝わり、市長が素早く動いた結果、六甲アイランドに真珠のイベントを移す事に成功。その後、現在も同イベントは神戸で続いている。近々真珠市会議員懇談会も発足しようとしている事から、この会館の一部をそれらのイベント及び取引場とするように提案したのである。早速、企画局も前向きに考えてくれるようだ。
▲O社長と大いに盛り上がる