兵庫県西部で多数の死傷者・行方不明者が出て、その対策などで関係者が忙殺されているときに、不謹慎であろう、と。それでいい。雨の中多くの人々に集まっていただいたのが原因で風邪でも引かれたら、一層批判が高まる。
が、それより何より、先ずは亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げたい。
▲友生養護学校リーダーの方々と
例えば、
- 菊水では、知的障害者の方と二棟にするのか、或いは一棟にするのか。
- 通学手段と子供達の手当をどうするのか。
- 北区を含む、学校区域もどうするのか。
早く資料を提示し、十分に話し合って欲しいものだ。この問題は、命に関わる大切な問題である。リーダーの方々には、前任者の無責任発言もあっただろうが、そこはくれぐれも耐えて、将来の友生養護学校の基礎と指針を決める役割を担っておられるという自覚のもと、十分な話し合いの中で進めてくださるよう、お願いした。彼女たちは仲間から見られ、周りから見られと、大変だろうけれども、しかし、今が大切な時、正念場だ。
▲出てきた知恵に、感心しながら
私の作戦は当たった。いつも上からではなく、下から上げる。まず、窓口。係長→課長→部長。そこで十分頭を下げて心を通わせ、その上で、上にお願いする。長い道のりだったが、彼らが本気で御影の為にやろうとしている。御影はいい方々を仲間にした。雨の中を来てくれた5人の若者の後ろ姿に、頭を下げた。
油断せず、最後までやり上げよう ─ そう思うと、多忙で死にそうな思いだった、そんな疲れが一気に吹っ飛んだ。