市政報告 東灘区版 平成21年10月4日

平成21年第3回定例市会閉会 [a] | 新インフルエンザ対策 [b]
阪神御影駅のバリアフリー化 [c] | 深江文化村 -記念プレート落成- [d]

■ 平成21年度第3回定例市会閉会 ─ 4年連続黒字、矢田市長の手腕高く評価

平成20年度神戸市一般会計決算及び関連議案に基づく、平成21年度第3回定例市会が10月8日に閉会し、平成20年度神戸市一般会計は、5,283万円の実質黒字を計上しています。市職員の定数を500人減らし、給料も削減した上、あらゆる不動産を売却して、4年連続の増収となりました。

科目別税金のうち、法人市民税・特別土地税、保育税・市たばこ税は大きく減収となりました。

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■ 新インフルエンザ対策に全力!

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▲神戸市医師会会長川島龍一先生と神戸市民を守る為協議をする安井俊彦市会議員

予想されるまん延期10月下旬に向けて、神戸市は新型インフルエンザによって神戸市の経済的打撃とイメージダウンにつながった事もあり、市は新型インフルエンザに係る今後の備えに関する中間報告を平成21年9月20日にまとめました。その中味は多岐に渡っていますが、今年5月16日の神戸市内で国内初の感染者が確認された後、市長の取った「神戸まつり」の延期や学校の休校等の迅速な対応は、高い評価を受けています。また神戸市への風評被害対策について、特に個人・ 学校への誹謗・ 中傷の問題や、経済損失についても取りまとめています。また神戸市民より一人でも死亡者を出さない事、ウィルスが強毒性に変化した場合に備え十分な対策が取れるよう検討しました。今回の件で学習した結果、神戸市モデルが出来上がりました。これは全国モデルとなるべきもので、各方面の意見を聞いて作り出したものであります。

神戸市医師会会長川島龍一先生からは、市長及び議会関係者に対し、市民を守る対策についていろいろ提案を頂いています。例えば、現在の新型インフルエンザのウィルスが、いつ強毒性になる可能性を考えて、計画を作成する事。各区に最低3ケ所位は熱センターなどの専用受信場所を用意しておき、そこに医師会から医師を派遣しておき、市関係者も協力して水際処理を行なうよう提言。これにより他の患者への感染を防ぐことができる事と、医療従事者の安全を確保できる事によりパニックを防ぐ事ができます。これに対し、市長は提言を受け検討。大きな医院の駐車場を利用して仮設テントを建てて、対応すると本会議で表明しています。

このモデルでは、市民を守る為に保険師を中心に巡回指導を各地・ 各組織に行なうと共に電話相談や出前トークで見守る。また市民や特に医療機関から与えられた情報を大切にして万一に備えるシステムが出来上がりました。

新型インフルエンザ対策神戸モデル図

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■ 阪神御影駅のバリアフリー化の早期実現に向けて

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▲左から安井市議、槇野部会長、泉副会長、矢田市長、藤澤会長

「一日も早く実現」の思いを込め、市民・ 行政・ 事業者が一体となってバリアフリー化を実現する為に、御影まちづくり協議会が署名を呼びかけ、平成21年9月4日、御影地区15団体12,234人の方々の署名が集まり、藤澤御影地区まちづくり協議会会長と槇野阪神御影駅周辺部会長ほか、3部会長が同行して、阪神電鉄佐々木工務部長に、また平成21年9月10日に矢田神戸市長に渡されました。

阪神電鉄工務部の話では、駅の改造計画は進んでおり、御影駅中2階より上下線各プラットホームにエレベーターを設置する。中2階へはオーバーブリッジにて連結するが、このオーバーブリッジに連結するエレベーターの位置はこれから研究をする事になりました。平成22年度末に完成を目標に進めているとの事でした。

また、矢田神戸市長は御影の方であり、地元を熟知しておられるだけに十分な理解もあって、できるだけ協力してくださるとの事。また、阪神御影駅南側の自転車置場移転問題について、前向きな言葉を頂きました。

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■ 文化の香り、深江文化村ー記念プレート落成ー

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大正後期から昭和初期、面積3,000坪の敷地の中央に大きな芝生庭園が造られ、その周りに立派な西洋館が13軒囲んで建てられました。その中には、ロシア革命で逃れてきたピアニストのルーチンや指揮者のメッテル、さらには日本のオーケストラの祖であるヨセフ・ ラスカ等が居ました。深江にはそうした方々以外にも、多くの外国人が住み着いていました。そうした文化人の方々の知識を求めて、指揮者の朝比奈隆史氏、バイオリニストの貴志康一氏、大澤壽人氏、小磯良平氏、山田耕筰氏等の、歴史上日本を代表する文化人となられた方々が長期滞在して学ばれました。文化ハウスと呼ばれたその滞在所は音楽による国際交流の場となり、当時の大正モダニズムにおいて、関西一円にとどまらね基礎になりました。そんな地が、深江にあったのです。

9月6日深江南町1丁目「神楽町公園」おきまして、深江文化村を記念したプレートの落成式が行なわれ、13棟あった西洋館の現存する2軒、古澤家と冨永家の方や、当時の建築家ウィリアム・ ヴォーリズと組んで3,000坪の開発者役を果たした吉村清太郎氏のお孫さん。加えて当時を知る人々もご臨席下さりました。また、文化村を研究し続けている古娘グループの方々も出席され、除幕されました。

その後、深江文化村を学ぶ記念講演が深江会館におきまして開かれ、200人を超える人々がお越しになられました。その中で、甲南大学井野瀬久美子教授が、当時の歴史背景等を解説、バイオリニスト貴志康一氏の作曲した曲が紹介されました。

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▲安井市議を囲んで、皆さんと記念写真

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