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2020年 01月 17日 金曜日

「フェリー会社へ、更なる協力を求めて頂きたい」と要望したのは… 去る1月11日土曜日の、令和2年度の主要事業案についての、井戸敏三連合長が出席された関西広域連合議会。

10時からの会議で当局から提出された案の筆頭は、関西の防災・減災プランだった。以下、広域観光文化局と国との事務移管についてや、産業・経済・プラスチック対策などのエネルギー環境等、多岐に渡る。多くの議員から意見が出たが、私は井戸連合長を指名して…

「6432人が死亡した阪神淡路大震災から、25年。以降、首長や議会が「南海トラフ地震はありうる」とのコンセプトに立ち、府民県民のための備えが整えられているのは、広域連合の成果である」と前置きし、「だが、多くの反省点や議論があって然るべき事で、私も震災の現場で活動した一人として、大きな反省点がある」とした上で、「海上自衛隊阪神基地隊の船を忘れてはならないと進言があったが、その点で、なぜ今回の政策案の中で船の活用が出てないのか。明12日、井上神戸大学名誉教授や神戸市医師会の提案で、ジャンボフェリーの協力のもと、神戸市長や赤羽交通大臣が参加して、患者を小豆島や高松市に搬送する訓練が行われる。これについて、どう感じられているか」と質した。

写真 ジャンボフェリー
▲ ジャンボフェリー
これに対し井戸連合長は

「よく理解している。呉の司令も協力を表明しているし、私たちも「避難船を造船しては」との意見もあったが、維持費がかかり過ぎるとの事で保留となっている。12日の訓練は具体的な実証訓練であるので、大変注目している」と答弁された。

私は、「大いに注目してもらいたい」として、冒頭の要望を述べたのだった。